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2025年は日本の新たな危機の年と言われる方がいますが、あながち嘘ではないということが分かってきました。しかし、今までの幾多の危機も何とか乗り越えてきました。作者自身はその危機を乗り越えられると思いますが、その頃には日本と言う国が今と相当様変わりしていることでしょう。
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関東大震災の教訓は生かされていない

地震の本格的な予知がスタートしたのはせいぜい20年前程度

有史以来の地震の発生の記録は1600年前のまでしか遡れていないため

あまりにもサンプル数が少なすぎる

しかも正確なデータは100年前でもほとんどないと言うのに

どうして地震予知なんて出来ようか





最近は関東地方などで中規模な地震が相次いで発生している

しかも東日本大震災のような沖合でなく

内陸部で、だ

しかも、どの地震も深さ50km前後の深さも中程度の地震である

これらが関東大震災の再来だなどと言われるようになったのは

熊本地震の後からである

熊本地震では本震よりも余震の方がマグニチュードが大きく

被害の規模も大きかった

震度はどちらも最大7を観測したが、本震よりも余震の方が地震の規模が

大きい地震が来ると言う認識を持ったのはやはりこの地震だろう

実際は東日本大震災も本震より余震の方が大きかったと言う見かたもできるが

本震はそれほど話題にならなかった(余震のインパクトが余りにも大きすぎた)ので

熊本地震の発生により本震よりも余震の方が大きい事例もあるぞという認識が進んだ

本来であれば本震より大きな地震はやってこないと言う認識を

根底から覆す地震だったのだ



関東大震災の話に戻るが

マグニチュードは推定ではあるが本震の方が高かったとされるが

本震よりも余震の方が大きな被害をもたらしたと言われている

あれ?我々の認識では本震が一番の被害をもたらすんじゃないのか

余震はあくまでも余りだから本震よりも大した被害にはならないんじゃないか

それは今まで常識だと思っていたのだが

どうもそれは違う

昔から余震には気をつけなければならなかったのだ

だけれど、どうして本震が一番の被害をもたらすんだという認識が広まったのか

これには2つ原因が考えられるが

1つは言葉の字から考えても余震、余りの地震だからという認識

もう1つは自然災害の記憶や伝承の消失だろう

関東大震災からもうすぐ100年になるが

もはや当時のことを鮮明に語れる人はほとんどいないし

どこでどんな震災だったのかなんてのは自分で調べるしかない

だけど、集まる情報は信ぴょう性が低く

活字や写真なども見にくいのでほとんど想像でしか地震の詳細を知ることが出来ない

他の地震に関しても昔の地震か何年何月何日何時何分何秒に起こったなんていう

情報や被害状況などはほとんど想像でしかない。

つまり、現在の大地震は関東大震災での教訓はほとんど行かされていないことが分かった



東日本大震災ですら、もはや過去のようなもの

阪神大震災だって、今の子供たちにしてみれば「何それ?」的な感じだろう

だけど、インターネットやデジカメなど一般でも手軽に情報が得られる今、いろんな情報が集まってきた

しかし、情報が多い中で、ニセの情報も多々あり

逆に情報の信ぴょう性を下げていると言うことを知っておかなければならない
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